システムアーキテクト合格体験記(後編)

RITZ

前編からの続きになります。
本記事も3分程度で読めるので、是非読んでいって下さい。

前編の内容

  • 試験結果
  • 受験動機
  • 受験日までの過ごし方

試験への対策について

午前Ⅰ試験へ向けて何をしたか

免除だったの特に対策はしておりません。

もし免除じゃなかった場合ですが、午前Ⅱと同じく過去問を繰り返し実施します。本サイトでも午前Ⅰの過去問に対応しておりますので、是非ご利用下さい。

午前Ⅱ試験へ向けて何をしたか

平成21年度分からの過去問を全てやり込みました。基本的には過去問を学習出来るサイト、アプリなどを入手し、毎日の通勤時間でやってました。大体1〜2週間で集中的にやり込みました。期間としてはかなり短いと思いますが、詳しい勉強法は別記事にしておりますので、良かったらご参照下さい。

本サイトでも過去問のアプリを用意しています。(平成21年度〜令和1年度まで掲載してあります)

参考書などでも勉強したいという場合は、以下の参考書がおすすめですね。

午後Ⅰ試験へ向けて何をしたか

午後Ⅰは苦手な人も多いと思います。

RITZ

情報処理技術者試験の午後Ⅰ試験が一番苦手なRITZです。

システムアーキテクト試験についてはほぼ国語の試験みたいなものであるため、過去問を全て解くなどはしなくて良いと思います。私の場合は以下の参考書を利用して、3〜4問解いてみて、問題の傾向などの雰囲気を掴む感じで終わりました。(知識を問われるような問題ではないです。)

著:松田 幹子, 著:松原 敬二, 著:満川 一彦
¥3,267 (2024/04/23 15:13時点 | Amazon調べ)

午後Ⅱ試験へ向けて何をしたか

はい、情報処理技術者試験名物の『論文』でございます。

私もですが普段はPC作業がメインの方は、『120分間文字を書き続ける事』が一番試されるのではないかと個人的には思います。私はプロジェクトマネージャ試験で経験をしているため、面食らうという事はありませんでしたが、初めて高度系の試験に望む方は、文字を書き続けるということを練習する事をお勧めします。

システムアーキテクト試験午後Ⅱに向けての具体的な試験対策ですが、午後Ⅰで紹介した参考書で過去問を学習しました。あとは、実際の論文を書くためのコツや記述方法などについては、システムアーキテクト試験用ではないですが、以下の参考書がお薦めです。論文に受かるための記述方法などが丁寧に記載されているため、買っておいて損はないと思います。

著:ITのプロ46, 著:三好康之
¥2,950 (2024/04/24 21:26時点 | Amazon調べ)

ここで紹介している参考書は以下のページでも紹介しておりますので、良かったらご参考にしてください。

 

試験当日について

午後Ⅰ試験の過ごし方

免除のため、ゆっくりと試験会場に向かいました。

試験会場付近では昼食が調達できない可能性があるため、事前に購入しておくのが良いです。

あと学生時代からの習慣で、各試験の休憩中に糖分補給するので、チョコレートも必須です。

午前Ⅱ試験の過ごし方

初見の問題が多いなーと少し面食らいますが、なんとかクリアしました。

人によるかと思いますが、わからない問題は後回しにして最後まで回答しちゃうのが良いと思います。6割取れていれば合格なので、わからない問題に時間を費やすのは非効率です。

午後Ⅰ試験の過ごし方

国語のお時間です。

とりあえず、問1〜4の問題内容を軽く見渡して、なんとなく解けそうだなと感じた問2、3を選択しました。個人的には計算問題が苦手なので、計算問題がある解答は避けるようにしています。午後Ⅰは国語力なので、設問で何が問われているかをちゃんと捉えて、落ち着いて回答に望む事を意識するように心がけました。(結果ギリギリでしたが。笑)

所要時間が90分なので、45分経った時点で強制的に2問目いったほうが良いです。(ここは徹底しましょう

午後Ⅱ試験の過ごし方

来ました、120分耐久レースです。

話が盛れそうな問1を選択しました。

午後Ⅱはシステムアーキテクト試験だけではなく全般的にそうだと思うのですが、ある程度システム構成や、話すテーマを用意しておいた方が良いです。勿論、自分の経験が問われている内容にマッチするのが一番書きやすいと思いますが、全ての方がそうではないと思うので。

参考書を確認すると、過去に問われているテーマがわかります。それぞれのテーマにおいてどういった内容を展開するか、これをある程度考えておけば、当日はその引き出しの中から引っ張り出すだけなので、冊子を開いた瞬間に固まってしまうということはないと思います。

あとは、設問の問われている内容に沿って論文を展開していければGood.

まとめ

こんな感じで、なんとか合格できました。

トータルの勉強時間は試験当日よりⅠヶ月くらい前の9月上旬から始めたと思います。受けてみての感想ですが、個人的には午前Ⅱと午後Ⅱ(論文)は自信があったので、午後Ⅰ次第かなという感触でした。

システムアーキテクト試験は他の高度試験に比べて専門的な知識を問われる事が少ないと思います。開発経験があれば尚良ですが、基本的には国語の試験なのかな、と思います。

合格体験記としては、以上となります。ご参考になれば幸いです。