システムアーキテクト試験の出題範囲について、各問題区分ごとにまとめていきます。
目次
午前Ⅰ・Ⅱ
◯は出題範囲であることを、◎は出題範囲のうちの重点分野であることを表す。
午後Ⅰ・Ⅱ
〔情報システム〕
契約・合意に関すること
提案依頼書(RFP)・提案書の準備,プロジェクト計画立案の支援 など
企画に関すること
対象業務の内容の確認,対象業務システムの分析,適用情報技術の調査,業務モデルの作成, システム化機能の整理とシステム方式の策定,サービスレベルと品質に対する基本方針の明 確化,実現可能性の検討,システム選定方針の策定,コストとシステム投資効果の予測 など
要件定義に関すること
要件の識別と制約条件の定義,業務要件の定義,組織及び環境要件の具体化,機能要件の定 義,非機能要件の定義,スケジュールに関する要件の定義 など
開発に関すること
システム要件定義,システム方式設計,ソフトウェア要件定義,ソフトウェア方式設計,ソ フトウェア詳細設計,システム結合,システム適格性確認テスト,ソフトウェア導入,システム導入,ソフトウェア受入れ支援,システム受入れ支援 など
運用・保守に関すること
運用テスト,業務及びシステムの移行,システム運用の評価,業務運用の評価,投資効果及 び業務効果の評価,保守にかかわる問題把握及び修正分析 など
関連知識
構成管理,品質保証,監査,関連法規,情報技術の動向 など
〔組込みシステム・IoT を利用したシステム〕
機能要件の分析,機能仕様の決定に関すること
開発システムの機能要件の分析,品質要件の分析,開発工程設計,コスト設計,性能設計, 機能仕様のまとめ,関連技術 など
機能仕様を満足させるシステムアーキテクチャ及びハードウェアとソフトウェアの要求仕様の 決定に関すること
ハードウェアとソフトウェアのトレードオフ,機能分割設計,システム構成要素への機能分 割,装置間インタフェース仕様の決定,ソフトウェア要求仕様書・ハードウェア要求仕様書 の作成,システムアーキテクチャ設計,信頼性などの非機能要件に応じた設計,保守容易化 設計,リアルタイム OS の選定,情報セキュリティに対する吟味と対応策の決定 など
対象とするシステムに応じた開発手法の決定に関すること
モデルベース設計,プロセスモデル設計,オブジェクト指向モデル設計 など
汎用的モジュールの利用に関すること
モジュール化設計,再利用,構成管理 など